
読者を意識すれば、作品は断然書きやすくなる!ただし、デメリットもある!
2017/06/15
読者を意識することで、断然作品は書きやすくなります。
一般の人向けに読んでもらいたい…
ライトノベルというと、「ちょっと変わった人が読む小説だよね」というイメージが浮かんでしまいますよね。
もし自分がデビューできたとしたら、自分の作品を読んでいる読者がそんな風に思われるのは忍びない…と思う方もいらしゃると思います。
そんなときのターゲットは「一般の人」です。
「オタクではない女子高生、男子高校生」「いわゆる普通の大学生」「ライトノベルには興味ないけれど、手にとってくれた社会人」など、「オタクではない人向け」の作品を書くこともできます。
その場合には、以下のような設定になるでしょう。
・擬音語が少なめ、読みやすい文章
・感情移入しやすい環境、キャラクター
もちろん、すべてに当てはまればいいわけではありません。ハリー・ポッターのような魔法物やディズニーの世界観が受け入れられていることから、分かりやすい世界観だから一般の人も読みやすい、というわけではないのです。
オタク向け作品
上記とは逆で、ごく一部の人にさえ読んでもらえればいい、コアなファンを獲得できればいいという場合には、そういった要素を思い切り詰め込んだ作品がいいでしょう。
担当者向け作品
「とにかく新人賞に受からなければデビューもできない」という考えで、最近の流行りを詰め込んだ作品を作るという手です。
もちろん、パクリは良くないですし、受かりませんから、トレンドを詰め込み、自分の文章で書き上げるようにしましょう。
読者を意識しすぎると、オリジナリティのない作品になる
ただし、読者を意識しすぎるということはデメリットもあります。オリジナリティがなくなる危険性もあるのです。
自分が書きたい作品はバトルものだ、でも美少女大好きのオタクに読んでもらいたい、となると、本当は筋肉隆々の男性ばかりが出ている作品を書きたいのに、女子高生のバトル物になってしまう、入れたくもない百合描写まで…となると、作品を作る意欲までなくなってしまいますよね。
そういう場合には、読者のことは一度考えずに、自分の作品を作ることも大切です。そして、「ファンは後からついてくる」と思えば、自分の作品が作れるのではないでしょうか。