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【おすすめ小説】「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」で文章力とキャラクター作りを学ぼう!

やはり俺の青春ラブコメは間違っている のあらすじ・概要

この小説はボッチを拗らせた男子高校生の主人公、比企ヶ谷八幡が織りなすラブコメライトノベルです。
まず、物語は熱血教師でなかなか結婚できないことが悩みの平塚静が主人公を更正させるべく、奉仕部という部活動に入部させることから始まります。奉仕部とは困っている人から依頼を受け手助けをする部活動です。そこで一人で奉仕部に所属し部長をしている、お嬢様で学年一の美少女だが性格が気難しく貧乳がコンプレックスの同級生、雪ノ下雪乃に出会います。
次に主人公に飼い犬を助けられ、明らかに惚れている巨乳で美少女だが自分の意見が持てないことで時々弱気になるちょっとアホの子の由比ヶ浜結衣の依頼を解決し、彼女も奉仕部に加わります。
そこから様々な人の悩みを解決しつつ、ぶつかり合うなかで徐々に成長していくヒューマンドラマでもあります。

やはり俺の青春ラブコメは間違っている のおすすめポイント

ラノベらしい登場人物


 登場人物に関しては全く個性がなく受けているラノベのテンプレといったところです。さきほど上げた主要キャラクター4人の他に、主人公のすごさを認めてくれるイケメンで完璧な男性キャラクター、明らかに見下すことができどんなに冷たくしても主人公にすり寄ってくる現実の見えていないワナビーラノベ作家、かわいい男の娘、兄弟姉妹がたくさんいて貧乏で苦労しているツンデレセクシー女、あざとく主人公にだけ思わせぶりな態度をとる後輩など、テンプレのてんこ盛りです。
 そして、それぞれの登場人物には表面上見えないコンプレックスがあり、それを依頼という形で自分からは行動しない主人公が行動するようにしむけて解決させ、それによってどんどん一部のひとたちからの評価を得ていきます

文章力が学べる


この小説のすごいところは、明らかにオタク達に受け入れられるために作られた小説であることが分かるにも関わらず、その文章力でもって高品質の小説に仕上げられていることです。
 中でもすごいと思ったことは、コンプレックスの描写の仕方解決の仕方です。この物語は主人公目線で常に語られます。なので、主人公以外の登場人物のコンプレックスは彼の目を通して推し量ることしかできないのですが、その描写がいちいち的確なのです。見栄っ張り口下手身近な人への劣等感。それを「ぼっちでつちかった人間観察能力」で俯瞰的にズバズバと見抜いて行きます。その描写は、良質な文学作品を読んだ時のような充実感自分と向き合ったときの疲労感に襲われます。それを読みやすくするためか、アクセントのように出てくる可愛らしい女の子の描写の数々
 キャラクター作りの際のテンプレとして考えるのも良し、人間ドラマを描くときの人物描写の参考にするも良し、学ぶことが非常に多い作品です。

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