
人は皆オタクである。
2013/07/08
キャラクターの個性の一つとして、「オタク」というものがあります。
このオタクというのは、アニメオタクだったり、ゲームオタクだったりしますが、既存の作品にはそんなキャラクターは溢れていますよね。
ですので、読者が「読んでいておもしろい!」というオタクを作ることが、魅力的なキャラクターを作ることになります。
共感できる楽しさ
オタクで最も読んでいて楽しいのは、「共感」です。
アニメオタクやゲームオタクのキャラクターがウケるというのは、自分自身に重ねあわせやすいからです。なぜなら、ライトノベルを読んでいる読者と、アニメオタクやゲームオタクは重なる部分が多いからです。
そこにハマるの? という「意外性」
世の中には色んなオタクがいます。クリップやボールペンなどの文房具をコレクションしている方や、掃除を趣味にしている方だっています。
このようなオタクを文章にして、かつ物語に組み入れるのはちょっと難しいかもしれませんが、読者のニーズを上手く捉えられれば、これらも面白いオタクになります。
勢いの楽しさ
テクニックにもなりますが、上記で言えば、ボールペンマニアの方が、前の席の女の子が落としたボールペンを拾い、「これは何年製の○○で、材質は○○!」なんて話出し、勢いのまま話を進行させるという方法もあります。
にわかオタクにならないように
自分の知っている知識をフル活用しましょう。掃除オタクを書きたいのであれば、徹底的に色んな掃除法を試しましょう。
にわかオタクにならないためには知識を蓄えることが大切です。詳しいことは作品作りに大切なものでもお話しています。