キャラクターの作り方

「登場の仕方」がそのキャラクターへの「第一印象」

 実生活において、第一印象は重要です。
 実生活同様、ライトノベルにおいても、「第一印象」が読み手のイメージに埋め込まれます
 また、ひょっこりひょうたん島に学ぶ、登場の仕方では、個性的なキャラクターの登場の仕方を紹介していますので、こちらもご参照下さい。

「第一印象は嫌なヤツだった」

 一人称で書くとき、第一印象を読者に伝えるのは簡単です。「○○なヤツだ」と書けばいいだけです。
 例えば、「気に入らないヤツだ」「なんてキレイな人なんだ」「とっつきにくそうだ」と書けば、読者は「そういう人物なんだ」と読み進めてくれます。

「○○なヤツだ」という言葉使わない

 一人称で「○○なヤツだ」と書いてしまうのは簡単ですが、他にも印象付ける言葉はたくさんあります。
 例えば、「いい香りが鼻孔をくすぐる」あるいは「鼻がもげてしないそうなほど」という匂い、「柔らか微笑みを見せている」あるいは「般若のように顔をしかめている」という表情など、五感を用いて表現することで、暗にイメージを読者に伝えることができます。

三人称の場合には、登場の仕方が鍵になる

 第一印象では上記のよう書いてしまえばいいわけですが、三人称の場合にはそうはいきません。もちろん、「お前はなんて○○なんだ」と主人公その他登場人物に喋らせても構いませんが、それ以外にも、上記のように五感に訴えるような表現で伝えることもできます。

重要人物こそ、第一印象にインパクトを

 ただの主人公の友達やクラスメート(いわゆるモブキャラ)であれば、教室で「おはよう」というのが初登場の場面でも問題ないでしょう。
 しかし、物語の重要人物であればあるほど、初登場の場面にインパクトが必要です。読者にとって、それがその人物への「第一印象」になります
 初登場の場面が強烈であればあるほど、読者は今後の展開が気になります。実生活でも同じです。街中でただすれ違っただけの人物と、痴漢をしてきた人物ではもちろんイメージの抱き方に差があります。痴漢した人と法廷で戦うのか、何かの間違いで恋愛に発展するのか、その人物とクラスメートになるのか、いろいろな展開があるのです。

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