
歌は想像力を養ってくれる
2013/07/08
物語を丸々、歌を聞いて作ることは難しいと思いますが、物語に行き詰まったとき、物語に深みを出したいとき、歌というのは有効に使うことができます。
キャラクターの行動をかぶせる
中高生をターゲットとしたライトノベルと、中高生をターゲットとした曲というのは、近いものがあります。
楽曲の主人公となる人間に、自身の書いているキャラクターの気持ちを当てはめてみるのです。
例えば、恋愛もののライトノベルを書いているとき、恋愛を歌った曲に、自身のキャラクターを重ねてみるのです。
「きっとこう考えるだろう」「こんな気持ちで切なさを味わっているのだろう」という気持ちから、自分では思いつかなかった行動が生まれてくることもあります。
キャラクターの好きな曲を考えてみる
曲名を出したり、あえて音楽が好きということはわざわざ描写しなくてもいいのですが、「このキャラクターはこの曲が好きだろう」と思いながら、自身がそのキャラクターになって曲を聞いてみます。
ミーハーな女の子は、ジャニーズの曲を聞くかもしれません。
真面目な女の子は、合唱曲を聞くかもしれません。
おちゃらけた女の子は、インディーズに詳しいかもしれません。
変わった女の子は、洋楽に長けているかもしれません。
その女の子たちは、どうやってその楽曲に触れ合っているのかを考えると、キャラクターというより人間として深みが出てきます。
曲で癒される
曲は作者自身も癒してくれます。普段聞かない曲に触れるのもいいかもしれません。