物語作りのヒント

物語の核は「一言で表せる」ように!

2013/07/08

 あらすじを作るとき、大体1000~1200文字で作ると思いますが、それより短い「物語の核」となるものを「一言で」書いてみます。キャッチフレーズほどの長さです。

「物語の核」が歪むと、何を伝えたいのか分からない

物語の核」とは、言い換えれば伝えたいことでもあります。
ツンデレ美少女と恋愛がしたい」という主人公が、学校でただ勉強していたり、家でゲームをしていたり、宇宙人が出てきたり、魔法少女が出てきたりでは、何をしたいのか分からなくなります。

一言で表す

 上記の例で言えば、書きたい物語はたった一言で「ツンデレ美少女と恋愛がしたい」というわけです。
 ですから、登場人物にヤンデレやおっとり系、しっかり者ばかりで、「なんでツンデレ美少女がいないんだ!」ともがいたり、幼馴染をツンデレに仕上げようとして失敗したりと、回り道をしても、まっすぐ「ツンデレ美少女と恋愛がしたい!」という一本の芯があれば、読者は楽しめるわけです。

最初に「物語に核」を出してしまう

 ライトノベルでも一般書籍でもそうですが、物語の方向性が見えない作品とは、読んでいて不安になります。物語の序盤(冒頭でも構いません)に、物語の「核」を出してしまえば、読者は物語がどういう理屈で動くのかが分かって、安心して読み進めることができるのです。
 例えば、恋愛もので言えば「恋愛なんてしない」と言っておけばフラグになります。
 例えば、推理小説で言えば「人が死んだ」ら事件の臭いがします。
 上記の例で言えば「どうして周りにツンデレ美少女がいないんだ!」と言わせたり、「二次元のツンデレ美少女というのはどうしてこんなにも魅力的なのだろう」というフラグを出しておけばいいのです。

キャラクターに宣言させるのが早い

 物語の核を言わせる方法です。上記の例では「オレはツンデレ美少女と出会いたいんだ!」と、ヒロインになる女の子に言ってしまうのです。
 そうすれば、読者は主人公の目線にいますので、感情移入できるのです。

キャラクターにも「一本の筋」を

 キャラクターがあっち、こっちに移ってしまえば、読者は「なんなんだ、こいつ」となりかねません。行動原理であり、信念です。
 上記の例で言えば「ツンデレ美少女と恋愛がしたい」というテーマなのに、ヤンデレ、しっかり者、おっとり系とぞっこんになられては、「ツンデレ美少女は?」となってしまうのです。

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