文章力を上げるヒント

「骨→肉付け」でストーリーを作る

2013/07/08

「骨→肉付け」で物語を作ると、利点が二つあります。「勢い」と「文章」です。

勢いが保たれる

 書いている間にも、時間は刻々と過ぎていきます。時間が過ぎるということは、忘却が始まっているということでもあります。
 勢いに任せて文章を書くことで、頭の中の忘却を防ぐ効果があり、物語を進める「勢い」を保つことができるのです。
 また、これは「自分は今、文章を書いている」という悦に浸ることもできます。

文章におかしなところが出にくい

「僕は夕日に染まる海岸の防波堤に腰掛け、濃厚で口の中でとろけるような感触のクリームパンが食べたかったのだ」という文章があるとします。こうやって長い文章を書くとき、前後の文がおかしくなっていることがあります。一つの文に一つの内容が詰まっているわけではないからです。
 こんなときは「防波堤に腰掛けた。夕日がキレイなところ。クリームパンを食べようと思って腰掛けた」というように、「メモ書き感覚(骨)」で文章を書いておいて、あとから肉付けします。
 つまり、「僕はクリームパンが食べたかった。濃厚で口の中でとろけるような感触の、クリームパン。だったら、格別な場所で食べたいと思う。夕日に染まる海岸。僕が思いついたのはそこだった。防波堤に向かったのは、そういう成り行きだった」のように、短い文を肉付けすることで、文章がおかしくならなくて済むのです。

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