文章力を上げるヒント

相手の感情は「表情」でくみ取る

2013/07/08

 いい場面になればなるほど、「きっと彼女は寂しいだろう。なぜなら○○で○○があったからだ」と、説明したり、「寂しかったのよ!」と喋らせたくなりますが、物語がしっかりしていれば、読者が勝手にくみ取ってくれます
 この「くみ取り」に更に効果を与えるのが「表情」です。「寂しそうな」「楽しそうな」などという表現を使わず、「表情」や「仕草」で場面を解説すれば、文章力は一段と上がります。

相手の感情は「表情」で汲み取る

 感情を説明するのではなく、「表情」を上手く使います
 例えば「怒り」ですが、「少女は怒っていた」というより、「少女は僕をきつく睨みつけていた」という表現でもいいのです。
 更に、ここに独特の比喩表現を入れて、「磨きぬかれた槍を突き立てられたかのように、少女は僕を睨みつけていた」と入れると、オリジナリティが出ます。

体も使う

少女は手をきつく握り、わなわな震わせていた」というだけで、怒っているのが分かります。

情景はセット

 表情と情景をセットにすることで、文章は遥かに魅力的になります。
 例えば視線で言えば、晴れならば「晴天のもと、太陽の光よりも強く、彼女の視線は僕を射ぬいている」や、夕日は「真っ赤に燃えそうなほどの熱い視線」、夜なら「夜の寒さよりも鋭い視線」という表現を入れることができます。

マンガやアニメだけではなく、ドラマも見てみる

 マンガやアニメでは、表情は「記号化」されています。ですが、ドラマでは「作った表情」ではありますが、「人間」の作る「表情」を見ることができます。

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