はじめに

学校に通った方がいい?会社は辞めていい?

2013/07/08

 専門学校の中には、ライトノベル専攻や夜間スクールが開講されていることがあります。

会社を辞めて、書くことに専念したい

 会社を辞めてまでライトノベル作家を目指すのは、危険なことです。
 ライトノベル作家として、専業で書き続けることは難しいことです。プロの作家の方でも、会社勤めを続けながらプロとして活動している方もいます
 作家としてデビューしたいのなら、会社は辞めるべきではありません。まずは会社勤めでお金を得ながら、更に作家として収入を望む方がいいのです。

会社を辞めないメリット

 学生のうちにデビューされる方もいますが、会社員でもデビューを望めます。会社員の方が、社会の色々なことを知っているからです。学生が知らないようなこと(会社や社会人の色々)もネタにできるのです。
 また、デビューしてからすぐに100万部作家になれるわけではないのです。兼業も視野に入れておくべきでしょう。

専門学校には通うべき?

 専門学校に通うメリットは大きく4つあります。
 まず1つは、基本を学ぶことができます。物語はできているけれど言葉での表現の仕方が分からない、そもそも話の作り方に自信がないという方は、学校で1から学ぶことができます。
 次に、専門家の指導を受けることができるという点です。自分自身での情報収集は、「吸収」することしかできません。それを元に書いた作品が、応募作向きなのか、それとも応募に向かないのか、向かなければどうすればいいのかと、指導を受けることができるのです。
 また、同士が周りにいる環境に置かれるのも大きいでしょう。同士は「仲間」、友達になれる可能性がある他、「ライバル」にもなってくれます。自分がのんびりしてしまいがちなところに、発破をかけてくれるのです。
 そして、そのときの「トレンド」を知ることができます。自分でいくつもの最新作を読んでいれば、そのときのトレンド(出版社が何を売りだそうとしているのか)は分かります。学校に通えば、そのトレンドを「教えて」くれるのです。
 このようなメリットがありますが、自分だけで十分という方もいらっしゃるでしょうし、丸々1日通わなくても夜間や週末だけでいい、もしくは週5日通いたいという方もいるでしょう。自分に足りない分を補うのはどの程度の時間が必要なのか、見極めて通うのがいいでしょう。

専門学校と大学はどちらがいいの?

 現在高校生の方は、専門学校と大学で悩む方もいらっしゃると思います。
 どうしてもライトノベル作家になりたい、それ以外なら生きている意味がないと言い切れる方は、専門学校に進むのもいいでしょう。好きなことに、精一杯打ち込むという生き方は、きっと将来、振り返ったときに後悔は少ないでしょう。
 ですが、専業はもしかしたら難しいかもしれない、兼業も視野にと考える方には、大学進学をおすすめします。大学なら、卒業すれば「大卒」になり、就職は専門学校卒より有利になります。大学の文学部という選択肢もありますし、研究会サークルもあります。
 また、専門学校は同じ方向を向いた方が多く集まりますが、大学は学部が違えば全く違う考え方の人と出会うこともあります。みんなと一緒の方が頑張れるという方は前者、色んな人から色んなことを学び、吸収したいという方は後者という選び方もいいでしょう。

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