はじめに

「書く」のは「プロ」だけではない

2013/07/08

 プロとしてデビューしなくては、小説を読んでもらえない、という考え方はちょっと違います。むしろ、純粋に自分の作品を書きたいのなら、「プロ」にならない方がいいこともあります。

プロになれば担当から「指示」されることも

 プロになれば、読み手の要求に答えることが必要になります。つまり、流行が「萌え」ならば、書きたくなくても担当に「萌え」を入れるよう指示されることがあります。
 また、大長編の予定だったのに、売れ行きが悪ければ3,4巻で打ち切られることだってあります。
 ですが、「アマ」であれば、自費出版であれネット小説であれ、自分の好きなだけ書くことができるのです。

自分の作品が「今」認められるとは限らない

 流行り廃りというものがあります。ちょっと前までライトノベルといえば「魔法と剣」でしたし、今は「萌え」です。つまり、10年15年前に「部室でハーレム状態」のようなライトノベルがあっても、賞を取れたかは分からないのです。
 つまり、作品が最新鋭すぎて、理解されないことだってあります。出版社側も、この先に売れる「かも」しれないという作品より、流行の「ある程度は確実に売れる」作品を取りたいものです。担当者だって、チャレンジャーなことばかりはしたくないのです。
 今の流行りと自分の書きたいことが違いすぎるからと、書くことが大好きなのに書くのを辞めてしまうというのは勿体ないことです。「いつ」認められるかは不透明ですが、5年後、10年後には認められるかもしれないのです。

自由度の高い「ネット小説」

 最も簡単に作品を公開できるのが「ネット小説」です。自費出版は費用がかかりますが、ネット小説は無料で公開できます
 自由に自分の作品を書き続け、出版社の目に留まることもあります。そうやって作品が認められることもあります。

-はじめに