物語の基本

「起承転結」と「序破急」

2013/07/08

 物語の作り方の基本が「起承転結」と「序破急」です。これの応用は物語編で解説しています。

「起承転結」とは

起承転結」という言葉は漢詩からきています。物語の作り方として基本にもなります。
」物語の始めです。導入部分でもあり、舞台を解説したり、物語の「筋」を見せるところでもあります。
」「起」を掘り下げる部分です。
」物語に変化を入れるところです。ライトノベルの多くはここに力を入れます。
」物語の結びです。

「起承転結」の例

」パンをくわえた女の子とぶつかる。
」女の子との日常。
」ライバル登場。
」ハッピーエンド。

「序破急」とは

序破急」は能楽からきています。
」物語の始めです。「起承転結」でいうと「起」もしくは「承」の部分までに当たります。
」物語の色を変える部分です。起承転結でいうと「転」の部分です。
」物語の締めに当たる部分です。起承転結でいえば「結」の部分です。

「序破急」の例

」パンを加えた女の子とぶつかる。
」ライバル登場。
」ハッピーエンド。

「起承転結」と「序破急」どちらが物語に向いているか

 上記の「序破急」の説明通り、「序破急」は「起承転結」でも説明がついてしまいますので(もちろん、元になっているものが違いますので、厳密には異なりますが)、ライトノベルの書き方として、基本は「起承転結」になります。
 ですが、「起承転結」で書くと、スピード感がない場合があります。上記の例でいえば「承」の部分に女の子の日常が入ってきます。ここで「のっぺり」してしまう場合があるのです。
 ですから、勢いを付けるために「承」をあえて考えず、「序破急」で話を作ることもできます

「起承転結」と「序破急」は「章」ではない

「起承転結」をそのまま「章」にすれば4章、「序破急」でいえば3章と、少ない章になってしまうのは言うまでもありません。
「起承転結」や「序破急」はそのまま「章」に置き換えるものではありません。「起承転結」や「序破急」を意識しながら作り、区切りのいいところで分けます
 ライトノベルを分析する!章編で解説していますが、章は五章~十章くらいで作るのがベストです。

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