分析する

「魔法モノ」はもうやり尽くしたのか?

2013/07/08

スレイヤーズ」に代表されるように、一時期ライトノベルは魔法モノの時代でした。「剣と魔法」がライトノベルの代名詞でもありました。
 しかし現在、「涼宮ハルヒシリーズ」に代表されるような「学園部活モノ」がライトノベルの大部分を占めています
「魔法モノ」の時代はもう終わったのでしょうか?

時代は作れる

 ライトノベルにも時代はあります。スレイヤーズの時代もありましたし、ブギーポップの時代もありましたし、ハルヒの時代もありました。
 そして、その時代はそれぞれの模倣にも近い作品が量産されていました。
 アニメでも同じことが言えます。ガンダムの時代はロボットもの、エヴァの時代は内面を描いたものが多かったのです。
 つまり「自分が新しい作品を作ってやる」という気持ちと、需要と供給が合えば、時代は作れるのです。それが一味違うライトノベルになります。

需要と供給

 アニメでの「魔法モノ」を例にします。
美少女戦士セーラームーン」と「魔法少女まどか☆マギカ」を例にあげると、片方は子供向け、片方は中高生~大人向けのアニメです。
 ターゲットが違うのは言うまでもありません。
 時代も違います。バトルが流行った時代もあれば、内面に問いかけるものが流行るのもそうです。
 これらが「需要と供給」なのです。

新しさ

美少女戦士セーラームーン」の前にはいくつもの「魔法モノ」があります。「魔法使いサリー」もそうですし、「ひみつのアッコちゃん」もそうです。
 この時点で既に、「魔法少女モノ」の代表作があるにも関わらず、「美少女戦士セーラームーン」が流行ったのは、「新しさ」があったからです。
 バトル的要素複数のキャラクターなどがそうでしょう。
 そして20年経って「魔法少女まどか☆マギカ」が流行るのも、魔法少女である意味など、今までの魔法少女と違うものがあったからこそ流行ったのです。

ライトノベルでの動き

 ライトノベルでも魔法モノに動きはありました。「とある魔術の禁書目録」です。こちらはライトノベルにあちがちな「魔法」に、「科学」を加えたものです。こちらも新しいものを加えることにより、時代を作ったのです。

描き方次第

 例えば、「魔法少女まどか☆マギカ」で言えば、ありきたりの魔法少女ものに見せかけ、三話で大きな動きがあります。
 ここから、今までの魔法少女とは違った方向に話が進んでいくのです。
「魔法少女まどか☆マギカ」はアニメですが、ライトノベルでもありきたりなストーリーから変えることで、まだまだ魔法モノの入り込む余地はあります。そして、それが面白い作品であれば、新しい時代を作ることもできるのです。

-分析する
-, ,